近年野立ての太陽光発電設備から銅線ケーブルの盗難事故が多発しております。佐野市内でも換金目的による銅線ケーブル盗難事故が相次ぎ、警察官による現場検証も多く見かけるようになりました。前年と比べると2倍以上の盗難件数が発生しているとのことから、今まで以上に盗難対策が必要となります。
周囲をフェンスで囲んで容易に進入できないよう施しを行う、監視カメラや人感センサーライト、警報システムを設置する、こまめに草刈りを行うことで定期的に所有者・管理者の出入りがあることを明示しても、盗難被害が減らないのが実情です。
以前銅線ケーブルの盗難被害やパワコンの破損被害などに遭われた方は損害保険加入条件が厳しくなるなど、維持管理に係る費用も増加してしまう傾向にあります。
抜本的な対応策がなかなか見当たらず心苦しいかと思いますが、野立て太陽光発電設備所有者みなさまにおかれましてはこれまで以上に細心の注意を払っていただきながら、売電事業を行っていただけますと幸いに思います。