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☆改葬・墓じまいの際に墓石も一緒にお引っ越しするかも検討する必要がございます
改葬・墓じまいをする際に今あるお墓の区画をお寺や霊園に返還をする必要がございますので、墓石も一緒に撤去する必要がございます。
撤去した墓石を新しいお寺に設置できるかどうかの確認が必要になります。お寺や霊園によりましてはスペースの問題などから墓石の受け入れまでは行っていないところもございますので、事前によく確認をしておく必要がございます。
墓石も併せて移動が可能となった場合には移転・設置費用も考慮する必要がございます。墓石を運搬する距離や運搬方法により費用の変動がございますので、運搬・設置を行う業者さんとよく打ち合わせを行う必要がございます。
墓石も併せて移動するか、新調するかもお墓の承継人のみの意思で決めるのではなく、親族の方ともよく相談をし、みなさまのお考えを十分考慮しながら進めていくことが大切になります。
☆改葬・墓じまいのタイミングについて
○○回忌を迎えた後でなければ改葬許可申請をすることができないですとか、改葬をするには故人の死亡月日に合わせなければならないという決まりごとはございませんので、改葬許可申請を行う方のご都合の良い日に進めることができます。
新しい墓石を設置する場合には時期も考慮しながらスケジュールを組むことが大切になります。梅雨の時期や真夏日・猛暑日が続く時期、雪に埋もれてしまう時期は予定どおりに工事が進まないことも考えられますので、工事をしやすい時期を選定されるのが良いと思います。
春秋のお彼岸やお正月はお寺・霊園ともお忙しい時期になりますので閉眼供養・開眼供養の日程調整がしづらい時期に当たります。親戚一同が集まりやすい日になるのですが、避けるのが良いのかなと思います。
☆墓じまいに要する日数・期間はどの位になりますか?
スムーズにいきましても3ヶ月の期間を見ておくのがよろしいかと思います。今お墓のあるお寺や親族の方々のご協力もありスムーズに進むこともございますし、難色を示し難航するケースもございます。
新しく遺骨を納める場所もいくつか候補を挙げ、じっくりと見学して探すことをお勧めします。改葬は許可を受けますと何度でも行うことはできますが、後々の承継者のことも考慮いたしまして、頻繁に改葬をしなくても大丈夫な場所にて選定されるのが良いと思います。