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農地付き空き家に関するご相談に対応いたします
弊事務所では新規就農に関する業務に力を入れております。業として本格的に携わりたいとお考えの方や、今すぐ業として取り掛かるのは難しいが、少しずつ知識や経験を蓄えながら将来的に本格的に業として携わってみたいとお考えの方など様々なケースの相談に対応をしております。
新規就農をする場合、各市町村で定めます下限面積以上の農地を取得しなければならないためハードルが高くなっております。佐野市の場合では原則50アール(5反・5,000㎡)以上、一部の地域では30アール(3反・3,000㎡)以上農地を取得しなければ新規就農にて農地を取得することはできません。
農地を取得したいのだけれども今すぐに下限面積以上の農地は取得できないという方もたくさんいらっしゃいます。この理由から新規就農を断念してしまうケースも多く見られ、新規就農者が現れないことから不耕作地が増え続けてしまうという問題も生じてしまいます。
不耕作地の増加だけでなく空き家の増加も問題となっております。空き家の増加は地方に限らず都心部でも増えておりますので、全国的に解消しなければならない問題であり様々な取り組みが行われております。
不耕作地問題・空き家問題を解消する取り組みとしまして、空き家バンクに登録をされている空き家に付属した農地をセットで取得する場合、農地の取得できる下限面積を1アール(1畝・100㎡)程度まで引き下げる取り組みが見られます。
この取り組みにより不耕作地の解消、空き家の解消・活用、移住・定住促進による地域の活性化並びに新規就農者を支援することで農地などの利用の最適化の促進を図ることができます。平成30年頃から全国各地の市町村で制度化が進み、新規就農がしやすい体制が整備されつつあります。佐野市でもこの制度が整備されており、詳細は下記URLよりご確認いただけます。
弊事務所では農地付き空き家に関する手続きも行っております。今後ますます需要のある分野になりますので、今後も調査研究を欠かさず行っていこうと考えております。農地付き空き家に関する許可手続きにつきまして対応をすることができますのでお気軽にお問い合わせください。

栃木県佐野市で生まれ育ち、海事代理士・行政書士として活動しています。船舶、農地、墓じまいなどの手続きでお困りの際は、お気軽にご相談ください。地域の皆様と共に最善の解決策を考え、誠実に対応いたします。どんな小さなことでも親身に寄り添いますので、どうぞお気軽にご相談ください。
新規就農に関する相談をお受けしております
家庭菜園レベルではなく、業として農業に携わってみたいという方が増えてきました。ここ数年20代・30代の方が積極的に携わってみたいという傾向がございます。
新規就農にて農地を取得するには農作業歴または所定の教育機関による修学歴が必要になります。農作業歴にて申請をする場合実際の農作業だけではなく、農作物の販売経路の確保までの経験が問われます。経営者に求められる知識・考え方までが備わっていなければ農作業歴を満たしているとは言えませんのでハードルは高めとなっております。
修学歴は高校の農業科・大学の農学部を卒業するほかに、都道府県で運営をしております農業大学校や就農塾にて学ぶ必要がございます。
栃木県はいちごの栽培が全国的に有名ですので、いちごの栽培にて新規就農をする場合にはお米や野菜、花卉に比べまして長めの農作業歴・修学歴が求められます。栃木県農業大学校には農業経営学部いちご学科がございますので、より専門的に学ぶことができます。
栃木県農業大学校では令和4年度入学の学生を募集しております。詳細は下記URLより確認をすることができます。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g63/hp/gaiyou/documents/r4ri0huretto.pdf
弊事務所では新規就農に関する相談もお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

栃木県佐野市で生まれ育ち、海事代理士・行政書士として活動しています。船舶、農地、墓じまいなどの手続きでお困りの際は、お気軽にご相談ください。地域の皆様と共に最善の解決策を考え、誠実に対応いたします。どんな小さなことでも親身に寄り添いますので、どうぞお気軽にご相談ください。